11/3・4に開催された極真会館、全日本選手権にて、
高橋佑汰選手が悲願の初優勝を果たしました。
3日の1・2回戦、4日の3回戦をそれぞれ一本勝ち。
4回戦は、元日本王者の安島選手を圧倒。
準々決勝は同じ城北支部所属で後輩の南原選手との同門対決、先輩意地を見せて技ありを取っての判定勝ち。
準決勝は、昨年と同じく四強の一角、荒田選手。
危ない場面がありながらも技ありを取り判定勝ち。
そして、決勝戦も昨年と同じく前王者の鎌田選手との対戦となりました。
鎌田選手は過去幾度も対戦していますが、全て敗れていました。
今回こそ勝って悲願の優勝という強い気持ちが、組手から伝わってきました。
本戦3分、延長戦2分を戦い決着がつかず、勝負は再延長戦2分へ。
再延長戦もお互い互角の打ち合いを展開、このまま時間切れかと思われた最後の一瞬でした。
鎌田選手が勝負に出た、後ろ廻し蹴りに高橋選手が蹴りを合わせて転倒、見事な技ありをとりました。
おそらくそのまま終わっていれば、判定引き分け、体重判定の10㎏差もなく、試割りによる枚数差で、
敗れていたかもしれません。
まさに、劇的な勝利でした。
高橋選手は、17歳でこの大会に出場し、毎回あと一歩のところで悔しい思いをしてきました。
半年前の世界ウエイト制大会では、怪我というアクシデントがあり、決勝戦で敗退というこちらも悔しい思いしました。
その怪我を乗り越え、これまで以上に厳しい稽古、トレーニングを積んできました。
その一部分ですが、BodyAxisも関わることが出来て嬉しく思います。
2017/11/04
written by: 千田